2017. 10.8 市民連合スピーチ(西郷)〜私たちには「三つの自由」がある

1. 何よりもまず、生きる自由

安保関連法に反対するママの会の西郷南海子と言います。私は京都で3人の子ども、小4と小1、年少の子どもと暮らしています。今日私は、私たちには「三つの自由」があるんだということを訴えたいです。

一つ目にまず、私たちには「生きる自由」があります。私たちはどこに生まれようとも、どんな親の下に生まれようとも、「生きる自由」があります。この「生きる自由」に対して「おまえの自由はここまでだ」と線を引っ張ってくるのが、いまの安倍政権ではないでしょうか。

この、同じ空の下、沖縄のママたちは、米軍のヘリコプターがいつ落ちてくるかわからない、そういう中で子育てをしています。彼女たちの不安に向き合わずに、何が「日本を取り戻す」ですか。私はこの日本で、悲しい思いをしているママたちがいることを、絶対に忘れたくありません。

そしてこの同じ空の下、福島ではどうですか。年間20mSvまでの被ばくなら受け入れろ、そういう線引きがなされ、福島に残ることを選んだお母さん。福島を出ることを選んだお母さん。どちらも先の見えなさの中で苦しんでいます。避難を選んだお母さんたちも、住宅支援が打ち切られ、仕事も財産も失ったのにそれなのに勝手に生きろだなんて今の政権はあまりにも無責任です。

彼女たちの不安に向き合わずに、何が「女性の輝く社会」ですか。私はこの同じ空の下で、悲しい思い、辛い思いをしているママたちを、もうこれ以上見たくありません。安倍政権の線引きに対して、私たちは横に手をつないで、一歩一歩押し返していきましょう。

2. 生きる自由の上に、働く自由

そしてこの「生きる自由」の上に、わたしたちには「働く自由」があります。

これは、経営者が私たちを使いたいように使う「自由」ではありません。私たちにとっての「働く自由」です。

いまのこの日本社会は、あまりにも働き方が極端です。働きたいのに働けない、その分かりやすい例が保育園に入れない待機児童の問題です。あるいは働けるとしても、日付が変わるような時間まで働かなければならない。ある意味でこれはやりがい搾取です。

働きたいのに働けないか、死ぬギリギリまで働かされる、このどちらかしか選択肢がない。こんな社会は変えたいです。

本当は働くということは、楽しいことだと思います。物やサービスを作り出したり交換したりして、私たちの人生を豊かにしていくことです。ぜひ、私たちの代表を国会に送りましょう。

3. そして、この社会を変える自由

そして三つ目に私たちには、「社会を変える自由」があります。

この日本には「長い物に巻かれろ」ということわざもあります。しかし長い物に巻かれていたらどうですか。それでは魂を抜かれてしまうわけですよ。

私たちの声を上げましょう。戦後の政治を牛耳ってきた自民党の壁、それは高く分厚いです。でもその壁にもう、ヒビは入っているんです。永遠に続く権力というものはありません。いつ、その壁が倒れるかが問題なんです。ここにいる私たちでその壁を押しましょう。どれくらいこの壁を押せるかにかかっています。

あと14日後、投票があります。仲間を誘って選挙に行きましょう。私たちがその壁を押せば、きっとその壁は崩れます。この壁が崩れたとき、今とは全然違う光景が広がっていると私は思います。

もしかしたら、その壁が倒れるのが怖い、壁が倒れるよりも壁に守られていたいという気持ちの人もいるかもしれません。

でも、安心してください!私たち市民連合と野党と積み上げてきた政策協定には、中身と重みがあります。

立場が違っても、政党が違っても、何でなら一緒にやれるのか、つまり私たちの暮らしにとって何が大事なのか、ずっと話し合いを重ねてきました。この政策協定を信じて、私たちは3つの野党をもっともっと後押ししましょう。

頑張りましょう!

市民連合スピーチ20171008西郷南海子

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