2017.2.10南スーダン自衛隊派遣反対国会前スピーチ全文(石井)

ママの会の石井あさみと申します。

わたしは一昨年、安保法案に反対するママの会で初めて政治について話し始めてデモやスタンディングに参加して、そして昨年は選挙を応援したりしながら、活動を続けています。

安保法案の強行採決から約1年半、安保法制施行から約1年になろうとしていますが、残念ながら、次から次へといろいろなことが起こって休むひまがありません!

ママの会では、南スーダンへの駆けつけ警護派遣反対のためのアクションとして署名を集め、いろいろな国会議員の方に全国のママたちの声を伝えてきました。

今国会において、稲田朋美防衛大臣が南スーダンで行われる戦闘・殺傷行為を「9条上問題になるから武力衝突」というのは、PKO5原則がそもそも守られていないことが明らかです。自衛隊を南スーダンから即時撤退させてください!

確かな法的な根拠がないままに、今、派遣されている自衛隊の方々の命はもちろん、このままなしくずし的に世界中に今後、自衛隊を送られることに大変大きな危機感があります。

わたしたちママの会は「だれの子どももころさせない」という思いで運動を続けています。

みんな、ひとりひとりが誰かの子ども、みんなしあわせになるために生まれてきています。このような形で戦争するためではありません。

とても正直な稲田朋美防衛大臣が、「憲法9条上の問題になる言葉をつかうべきではないということから、一般的な意味において武力衝突という言葉を使っている」ということが今後も許されるのなら、

言葉の選び方さえ気をつけて言い換えたら憲法の解釈なんていかようにもできます。

わざわざ改憲しなくても、政府のしたいようになんでもできます。

数の論理で、審議もそこそこに強行採決すればなんでも法案を通すことができます。

そしてテロ等準備罪と名乗る共謀罪も法案が通ったら、このように国会前で声を上げる、「市民」であるはずのわたしたちが危険な考えを持つ集団として弾圧することができるのです。

他国のことなら批判することができるのか、テレビではアメリカのトランプ大統領の話ばかりです。

国会でのやりとりもまともに放映されず、新聞での扱いもごく小さなものです。多くの国民にこの現状に気づいていただきたいです。

平和主義の日本国憲法は今でもこの日本の憲法です。

どうかこの憲法の考えにのっとって政治を行ってください。

稲田さんが9条に抵触するといけないと思ったのならそれは違憲の派遣ではないですか。

立憲野党のみなさん、どうか今後もがんばってわたしたちの思いを国会で伝えて戦ってください。

わたしたちも国会の外から支援しています。

安保法制を平和安全法制といいかえ、戦闘を衝突といいかえ、共謀罪をテロ等準備罪といいかえ、言葉たくみに都合よく話を進めています。

ほんとうにおそろしいことです。ますますわたしたちは厳しい状況に置かれています。

だけど、今日もこうして声を上げています。

大事な国民の命を守る政治を行ってください。

戦闘状態で命の危険がある南スーダンからすぐさま自衛隊を撤退させてください。

2017年2月10日

石井あさみ

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