9.11国会前スピーチ全文(池田)「私たちは日常のなかでも、社会の中でも、戦争反対、民主主義を守れと声を上げ続けます」

2015年9月11日、1万人の市民が国会前に集まり怒りの声をあげました。安保関連法案に反対するママの会からも、池田亮子さんがスピーチしました。ここにその全文を掲載します。(次の動画もご覧ください)

*動画はIWJ Independent Web JournalYoutubeに掲載したものを転載させていただきました。

安保関連法案に反対するママの会の池田亮子です。今日、ママの会として初めてスピーチさせていただきます。お招きありがとうございます。

うちは5歳の男の子がいるんですけど、小さい子どもを育てていると、夜に外出するのはなかなか難しくて、実は私、この金曜日行動に参加するのも初めてです。今日は家族が子どもを見てくれていて、本当に助かってます。

私たちママの会は、SEALDsのみなさんにとても触発されました。それは、みなさん一人一人が自分自身の言葉で戦争法案反対を語っているからです。その姿に、サイレントマジョリティ、物言わぬ人々と言われていたママも立ち上がろうと決意しました。

私たちが声を上げることで、社会は変わるのか?よりよい未来はあるのか?でも、周りの人に政治的なことを話すのはこわい。でも、このままにしていてこれから子どもたちが生きていく日本はどうなるのか?声を上げはじめたことで、私たちに見える世界は変わりました。

私たちは「だれの子どももころさせない」その思いでつながっています。

戦争法案をぜったいに止めたいママは自分一人じゃないことに気づいたんです。

この2ヶ月で、40を超えるママの会が立ち上がりました。九州の宮崎では、臨月のママが一人で始めました。8月30日の国会包囲のときは、東京にいるママに連帯して、大きなお腹を抱えてビール箱に座りながら、震える手で初めてスピーチしています。

静岡の浜松では「こんな話をしたらひかれちゃうんじゃないか」とママ友だちに戦争法案のことを話すのを怖がっていたママ同士がつながって、自分たちで動き始めました。そのママが言いました。「一国の総理大臣相手でも、間違っていると思ったら声を上げ、政治を変えていく。民主主義ってそういうこと。声を上げましょう!」

ママたちの中に革命は起きています!

私は普段、NGOの女性団体で仕事をしています。仕事柄、女性の歴史に触れることも多いです。戦前、女性や当時のママたちは、「戦争反対!」と声を上げることができませんでした。女性は参政権もなく、国策の「うめよふやせよ」のもとに「すすんで」我が子を戦場に送り出させられていました。権力にからめとられて、戦争の推進に賛成した女性リーダーも少なくありませんでした。

戦前の女性たちが、どうやって当時の「女性の活用政策」に取り込まれ、我が子を戦争に差し出していったのか。私たちが歴史を学ばなくてはいけない理由のひとつはこういうことにあると思っています。

今の安部政権が出している、少子化対策としての「女性手帳」や「女性の活用」は戦前の政策に非常に近いと言われています。「3年間抱っこし放題」なんて政府方針は、母性を権力が利用した歴史そのものではないでしょうか。

私は同じあやまちを繰り返したくありません。命がけで生んだ我が子を戦争に取られてたまるか。参政権を持たず、声を上げられなかった戦前とは違い、今の私たちには参政権が保障されています。

ママたち選挙に行きましょう!

だから、私たちは日常のなかでも、社会の中でも、戦争反対、民主主義を守れと声を上げ続けます。コールさせてください。

戦争させない
子どもを守る
戦争させない
大人も守る
戦争させない
みんなを守る
ママは戦争しないときめた
パパも戦争しないときめた
みんなも戦争しないときめた
70年間決めてきた
戦争の理由つくるのやめよう
戦争の道具つくるのやめよう
だれの子どももころさせない

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